.2021年12月宮古市議会定例会報告
     加速する人口減少に「危機感」を持った取り組みを! 
 
説明: http://www.iwatetabi.jp/event/img/204

[1]竹花くにひこ12月定例市議会一般質問
  (2021年12月2日登壇)
    

    竹花邦彦は2日、12月議会一般質問に登壇し、下記の2つの課題で市長の考えを質しました。

一般質問項目(要旨)
 質 問 事 項

1.人口減少と持続可能なまちづくりの課題等について


         (質問と答弁はこちら)

        
 
2.千徳小学校前の・T字路の信号機設置につい

                   (質問と答弁はこちら)
           

 宮古市浄土ヶ浜
             視     点 

12月議会・一般質問の議論を通じて

        本市の人口減少ペースは年間1,200人

  5年毎に行われている国勢調査において、宮古市の人口は6,275人の減、減少率は初めて二桁台の11%超という結果となった。この20年間、市町村合併によって一時的な人口増はあったものの、少子高齢化や産業・就業構造等の変化等で人口減少は続いてきた。しかし、そのスピードは緩やかなものであった。沿岸部で最大の人口規模を持ち、中核都市と自認してきたが、今後も沿岸部の拠点都市として維持、存在していけるだろうか。持続可能だろうか。そんな不安を抱かせる速いスピードで、人口減少が進んでいる。
 前回の国勢調査は、多くの犠牲者を出した東日本大震災後初めてのものであった。それでも、4,6%の人口減少率だった。この5年間での人口減少がいかに大きいかを示している。
 住民基本台帳によるこの5年間の人口動態を見れば、子どもの出生数は年間300人を割り込み、死亡者数は900人前後で自然増減は約600人減である。社会増減も、転入者が高止まりで、毎年600人近い転出超過となっている。自然・社会増減あわせて年間で約1,200人、毎月100人の人口が減っている計算になる。人口減少の抑制に向け、待ったなしの取り組み、まちづくりが求められている。
  
国勢調査
実施年
人口
(人)
減少数
(減少率)
2000年
(H12) 
69,587  ▲2,601人
(▲3,74%)
 2005年
(H17)
 63,588 ▲3,398人
(▲5,07%) 
2010年
(H22) 
 59,430 ▲4,158人
(▲6,54%) 
 2015年
(H27)
 56,676 ▲2,754人
(▲4,63%) 
2020年
(R2) 
 50,401 ▲6,275人
(▲11,07%)